会社概要

『日本に現場を残す』ために何をすればいいのでしょうか 代表取締役:大場 治

当社の経営方針は4つです。

1. 誠実に行動する。

会社の経営は、利益を追求するだけでなく、社会の中で人として普段行動すること自体が誠実であり、その上で仕事面では約束したことを必ずお客様に守る。まずそこが一番大切なことなのではないかと思っています。

2. 常に向上する。

社員だったら成長するということ。会社だったら技術などの成長を続けていくことです。経済が成長している時だったら、普通に仕事をこなしていれば会社も伸びていきますが、今はそういう時代ではありません。世の中の変化に適応していくことも含めた向上です。

3. 付加価値を生む。

クリエイティブということです。インプットがあるからアウトプットがあります。ただ作業するだけでなく、お客様に喜んでいただけることを探っていく、創造があるから価値が付加される。そういうことを考えていきたいです。

4. 社会に貢献する。

上の3つを通して、社会に貢献できることがあれば幸せだということです。

環境理念

株式会社狭山金型製作所は、金型及びエンジニアリングプラスチック関連製品の製造業として企業の営みが地球環境と密接な関係を持っていることを強く認識する。

企業活動を行う上で、法令・規制を守ることは当然のこととして今の地球環境を次代の子どもたちへ引き継ぐために環境問題を考え、社員ひとりひとりが環境保全に対し積極的に取り組み継続的に改善し、安全で衛生的な職場を整え企業の社会的責任を果す。2006年6月1日

この環境理念は、意図して手書きでつくってあります。ワープロなら簡単にキレイに打ち出せますが、それでは体のなかに入って来ませんから、手書きの方が良いのかなと、そのまま掲示してあります。

ISO14001を取得する時に、環境に対して認識しているとか、法令や規制を遵守していますとコミットメントしろといわれます。そんなことは企業にとって当たり前のことだから、わざわざ言うことじゃないと言うと、ISO14001はくれないのです。マニュアルにコミットしていないとだめなんですね。

偽装だ、法令を守らない、社員がやっているのを経営者がそれを野放しにするなどというのが、今流行っている様にも見えます。経営者が法令を遵守しますと頭を下げているのはおかしな話しで、言わなくても良い当たり前のことです。
ISO14001より上の理念として「企業活動を行う上で、法令・規制を守ることは当然のこととして」の一節を書きたくて、理念をつくったのです。こうしたことに賛同できる人は、一緒に仕事を運命的にやっていきましょうというメッセージです。

富士山の頂上を目指そう グレート・スモール・カンパニー

以前から、仕事をやっていく上で「富士山の頂上を目指そう」と言っています。規模の面で日本一を追うには少し難しいところはありますが、日本一高い富士山の頂を目指すように、みんなで向上していこうという意味です。

他にできない品質、納期、価格面でも適正にいただく。厳しいけれども、終わったら「ありがとう」と労いの言葉がもらえる、やりがいの大きな仕事ですね。ハードルが高ければ高いほどやりがいが大きいと思います。そういう厳しい仕事だけれども達成感があって、それが適正に評価されると、仕事をしていても楽しいと思います。

今当社には、新しい人がたくさん入って来ますが、経験者で即戦力になる人だけではなく、若い人を育てていって、日本に現場を残していきたいのです。必ず現場を残していくんだという気持ちがあれば、そこに技術とか技術を必要とするものがあります。それを先輩から後輩にうまく繋げていく、そういう職場をつくりたいのです。

バブルがはじけて、日本は現場と技術をないがしろにして、出来る人をリストラしてしまいました。今になって2007年問題などと言っていますが、そうしてしまったのは自分たちなのに、おかしいですね。技術が先輩から後輩に受け継がれる現場を残しておきたい、そうすると自然に技術は伝承されていくのです。

経営方針にあるように、常に向上するということは、10年のベテランが10年かかって後輩に教えるのでは進歩はなく、10年かかったことを3年や5年で取得し、その上に新しい技術を皆で考えていこうということです。当社の社員の最高グレードは、業界に影響を与えるような仕事でありたい、そんなことを目指して仕事をしています。

一口に日本一といっても難しいですが、グレート・スモール・カンパニーということで、私たちの仕事で、少しでも世の中に光りを、足もとを照らせればいいなと思います。皆で目指すのは、常に最先端の技術を持った一流の金型メーカーです。野球ならオールスター戦に選ばれるような一流です。私たちもプロとして、金型・成形の一流プレイヤーを目指し、その集まりが一流の金型メーカーです。その結果として、高収益に繋がる優良企業になっていきます。

収益ばかりを追うと、ノルマだけに追われてしまいます。中小企業の良さは、ノルマだけでなく、皆で一緒につくり上げていく点にあります。ですから、若い人の技術がレベルアップする。現場を知っているよりも、好きな仕事ができる職場、好きこそものの上手なれです。好きよりも、楽しい方がもっと上です。楽しくもあり、厳しくもある仕事ができる会社にしたいと考えています。

金型こそメイド・イン・ジャパンの礎

ものづくり、工業製品で大量生産をする上では、金型は必要不可欠です。日本製品の良し悪し、極端に言えば国力を支える一つでもあります。日本に残さなければならない技術の一つが金型であると言い切ることができると思います。今、日本は世界のシェアの40%ぐらい持っているのですが、これがどんどんと減ってしまうと国力も無くなってしまうし、製造現場も無くなってしまいます。ここだけは日本が押さえておかなければならないのです。一番先進なところなのですから。

金型は、良いものをつくる上でのあくまでも道具なのですが、日本人は図面以上のもの、より良いものをつくろうというセンスがあるし、そのセンスが生かせる仕事が金型だと思います。日本人に合った仕事です。合っていたからこそ良い金型ができ、これだけの工業国になったのだろうと思います。縁の下の力持ちで、目に見えない仕事ですが残さなければいけない仕事です。

あくまでもメイド・イン・ジャパンにこだわり、日本に現場を残していきたいと狭山金型製作所では考えています。

会社概要

商号 株式会社 狭山金型製作所
本社 埼玉県入間市宮寺756番地4
資本金 1000万円
創業 1964年5月1日
設立 1971年4月26日
取引先銀行 武蔵野銀行入間支店/中小企業金融公庫さいたま支店
代表取締役 大場 治
取締役 大場 進一/大場 由利恵
監査役 土田 義人

沿革

1964年5月 創業者大場進により埼玉県入間市扇町屋に工場開設
1971年4月 株式会社として設立
1971年12月 業界に先駆け放電加工機を導入
1974年2月 NCフライス盤を導入
1984年5月 ワイヤー放電加工機を導入
1991年2月 恒温精密加工工場を増設
1993年8月 業務の充実を図り工場を移転
2001年11月 埼玉県入間市宮寺に環境に配慮した本社工場竣工
2002年12月 継続的改善のツールとしてISO9001:2000を取得
2003年4月 トライ用射出成形機(ソディック製)を導入
2003年10月 金型設計の3Dソリッド化推進  3D CAD TOP-solidを導入
2004年8月 射出成形機2台を追加導入  成形量産を開始
2004年10月 精密金型加工に向け微細放電加工機・ワイヤー放電加工機導入
2005年4月 成形工場増設  ファナック製射出成形機3台導入
2006年7月 長島製NC研削盤導入
2006年8月 三菱製放電加工機  EA8PV導入
2006年10月 射出成形機1台追加導入
CAE流動解析ソフト  ASU/MOLD-EX導入
2006年12月 環境理念を構築  ISO14001取得
2007年9月 第二工場稼動 射出成形機2台追加導入
2008年7月 三井ハイテックNC研削盤導入
2009年2月 流動解析ソフト Moldflow導入
2010年1月 ものづくり中小企業製品開発等支援補助金採択
クリーンブース、射出成形機、自動測定器 ニコン ネクシブ VMR-3020導入

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