スーパーエンジニアリングプラスチックである
PEEKで製作した低侵襲の樹脂製注射針

 糖尿病患者のインシュリン注射に使用する針を想定して開発したサンプル。先端が丸みを帯びており、低侵襲な形状になっていることで、患者の負担軽減を考慮している。
製品特徴: 
1.患者への負担軽減: 先端が丸いため刺入時に細胞を傷付けず、痛みが少なく、その後の治癒も早くなると考えています。また、金属アレルギーの患者様にも対応が可能です。
2.利便性の向上: 先端形状の工夫により、薬剤注入量・吐出方向の調整が可能。また、刺入したままMRI検査も可能です。
3.廃棄が容易: 針基部分と同様に樹脂製のため分解分別せず、一般廃棄物として焼却処分が可能。廃棄コストの低減も可能。
4.環境に優しい: 一般的な注射針は金属として再利用されるか、埋め立て廃棄処分される。しかし、樹脂製の注射針は焼却処理が可能であるため、環境配慮の観点から優れている。
製品説明:インシュリン注射用針 とは?
 インシュリン注射用針は極細・短針設計。30~34Gの微細ゲージが皮下にスムーズに刺入し、痛みと皮下出血を軽減します。長さは主流の4mm・6mmを中心に3~12.5mmまでがあり、誤って筋肉内に注射してしまうリスクを抑え安全性を高めています。

特徴

材料:PEEK
32G
外径:Φ0.24mm
内径:Φ0.07mm
最小壁厚:0.085mm
製品全長:7mm
開口部:0.5mm×0.05mm

※特許出願中:特願2023-502377
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